『大東亜論』のコンテを担当氏に渡したが、やはり好評。
40年間、漫画を描いてきて、自分の漫画への猜疑心が
徹底的に身についてしまっていて、自分で描いて面白い
と思っても、自己満足じゃないかと疑うし、スタッフが
面白いと言っても、身びいきじゃないかと疑うし、
担当氏が喜んだら少し安心して、結局、自信を持つのは
単行本が売れたときだけだ。
だが作者としてはコンテを描いた時点で自信を持てなけ
れば、続きを描き進める勢いやノリが出ない。
今は早く続きを描きたいという「積極的面白主義」に
嵌っている状態で、「積極的平和主義」は本心を誤魔化す
危険な造語だけど、「積極的面白主義」はわし個人の
やる気満々の意欲に過ぎないので、これは間違いなく
人々に満足と幸福を与える正しい主義だ。
大阪での講演のテープ起こしの修正の件、時浦くんが
今日からやってくれることになった。
読者諸君が背中を押してくれたおかげだ。
「尊皇心とはなにか?」というタイトルで、「男系しか
認めてなるか」と天皇陛下のご真意を慮ることもしない
連中の欺瞞を徹底的に抉っているし、天皇とは何か、
尊皇心とは何かを語るなかなか面白い内容だと思う。
これって読者が読む方法があるのだろうか?
秘書みなぼんは確認してほしい。